目覚め
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ネギを刻む 不器用な包丁の音 止めてと叫ぶ 煮えたぎった鍋の蓋の音 サケが炭になった匂い 昨日までは 不幸な事だと思ってたけど 「今日は先に珈琲いれておいた」 得意そうな君の笑顔に そうでもないと思った 日々進歩 君が諦めなければ いつか 美味しい朝の香りになるんだろう
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