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霊「魔理沙!!飯よ!!!」
そういうと霊夢はドアを蹴破らんばかりの勢いで出ていった
魔「まぁ私も腹減ってるしな~」
そう言いながら教室をちらりと見ると
何人かは、お手製のお弁当を広げ
また何人かは、霊夢と同じように食堂に向かい始める所だった
魔「じゃあ私も行くかな~?」
箒に跨がりそんなことを呟いた時に声をかけられた
アリス「あら魔理沙」
後ろからアリスに声をかけられた
魔「おぉ!アリスちょうど良かった!ちょっくら昼飯まで案内してくれよ」
ニカッっと笑って話しかける
アリス「いいけど…幽香も一緒よ?」
後ろをちらりと見ながら言った
幽香「ご機嫌よう、魔理沙」
そこには校舎内ではさすがに傘を畳んでいる、幻想郷きっての大妖怪が居た
魔「げ……bb───」
魔理沙が何かを言おうとした瞬間
鼻先に傘の先端がピタリと向けられた
幽香「何か言ったかしら?魔理沙?」
顔は笑顔だが周りの空間が妖気で揺らいでいる
魔「な、何でもないぜ…」
背中に嫌な汗が伝うのを感じながら言う
幽香「……そ」
幽香が傘を下ろすと同時に空間も落ち着き始める
アリス「ほ、ほら幽香!食堂に行くんでしょ?」
今の様子をハラハラしながら見てたアリスが言う
幽香「そうね、行きましょうか」
そう言って歩き始める
魔「幽香も相変わらずだぜ…」
苦笑いしながら言う
アリス「全く……ほら行くわよ」
そうして三人は食堂に向かった
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