LHR

4/4
前へ
/22ページ
次へ
霊「魔理沙!!飯よ!!!」 そういうと霊夢はドアを蹴破らんばかりの勢いで出ていった 魔「まぁ私も腹減ってるしな~」 そう言いながら教室をちらりと見ると 何人かは、お手製のお弁当を広げ また何人かは、霊夢と同じように食堂に向かい始める所だった 魔「じゃあ私も行くかな~?」 箒に跨がりそんなことを呟いた時に声をかけられた アリス「あら魔理沙」 後ろからアリスに声をかけられた 魔「おぉ!アリスちょうど良かった!ちょっくら昼飯まで案内してくれよ」 ニカッっと笑って話しかける アリス「いいけど…幽香も一緒よ?」 後ろをちらりと見ながら言った 幽香「ご機嫌よう、魔理沙」 そこには校舎内ではさすがに傘を畳んでいる、幻想郷きっての大妖怪が居た 魔「げ……bb───」 魔理沙が何かを言おうとした瞬間 鼻先に傘の先端がピタリと向けられた 幽香「何か言ったかしら?魔理沙?」 顔は笑顔だが周りの空間が妖気で揺らいでいる 魔「な、何でもないぜ…」 背中に嫌な汗が伝うのを感じながら言う 幽香「……そ」 幽香が傘を下ろすと同時に空間も落ち着き始める アリス「ほ、ほら幽香!食堂に行くんでしょ?」 今の様子をハラハラしながら見てたアリスが言う 幽香「そうね、行きましょうか」 そう言って歩き始める 魔「幽香も相変わらずだぜ…」 苦笑いしながら言う アリス「全く……ほら行くわよ」 そうして三人は食堂に向かった
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加