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「……さ、咲夜さん…」
おそるおそる振り向いたが間違いない…その声の主は今は会いたくなかった咲夜だった。
「美鈴?何しているのこんな所で…私に内緒の用はもう済んだのかしら?」
「あ、あは、あはは…」
怒ってる…絶対怒ってる…
「いや、アノデスネ…?その「おーい門番ー」
ナイスタイミングと言わざる負えないほどのタイミングで慧音さんが帰ってきた。
手には何故か笹ではなく妹紅さんが捕まれていた。
「いやぁ…すまんな!なかなかコイツが捕まらなくて…」
「いや、あの笹は?」
「ん?だからコイツを連れてきた!おい妹紅!!起きろ!」
「うう…?ハッ!!ちょっ何だ!?慧音!離せって!!」
「ああ悪い悪い、悪いついでにコイツに竹林の案内をしてやって欲しいんだ。」
「ハァ?ちょっと待て!竹林の案内だったら何故私をここに連れてきたんだよ!!」
「だって…妹紅が逃げるから…」
「理由になってねぇよ!!」
「美鈴…こんな奴らに会いに来たってわけなの?」
「違いますよ…正直私もびっくりしてます…。」
その後慧音さんと妹紅さんは言い合いをして、何とか妹紅さんを説得。
そして私は妹紅さんと共に竹林へと向かった。
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