七夕

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  竹林…それは迷い込めばまず自力で出ることは不可能だと言われている魔の林である。 「で、何故咲夜さんが付いて来てるんですか?」 「成り行きってとこね」 「ハァ…」 「さて行くか!門番!」 「あ、待って下さいよ~!!」 「………」 美鈴は急いでついて行く。 そのあとを追うように咲夜もついて行く。 ーーーー… ーー… 「遅いわね…咲夜」 「お姉様!」 「あら、フランどうしたの?」 「美鈴がいないの!」 「美鈴なら何か買いに出かけたらしいわ」 「咲夜も?」 「咲夜は買い出しに行ったのだけど…二人とも一体どこで油売ってるのかしら…」 「えっ美鈴達油なんか売りに行ってるの?」 「フラン、油を売るっていうのは「ハイハイ違うから」 レミリアの言葉を割るように入ってきたのはパチュリーだった。 「私はまだ何も言ってないわよ?」 「大体は予想付くから止めときなさい。」 「えー…」 「ねぇねぇパチュリー!油を売るっていうのはどうゆう意味?」 「油を売るっていうのは、つまりサボリよ」 「サボリ…?なら美鈴がいつもしてるのと何が違うの?」 「…あれは居眠りというサボリ方よ」 「あの子フランにまでこの言われようとは…少し可哀想に思えてきたわ」
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