9人が本棚に入れています
本棚に追加
「では、登場していただきましょう!!
バンドウイルカの『漣』君です!!」
ざぱぁ。
水が盛り上がり、そこからイルカが顔を出した。
「可愛い~(はーと)」
野薔薇はメロメロなようだ。
後ろで不審者Tは嫉妬の炎をめらめらと燃やしていた。
勿論、イルカに対して、だ。
「ちょっと、見苦しいわよ」
不審者Kは不審者Tを小突いた。
「だって、俺の野薔薇が…イルカに浮気を…」
「付き合ってないんだから、浮気とか無いでしょうが」
グサッと酷いことを言う不審者K。
不審者Tは瀕死だ。
最初のコメントを投稿しよう!