別れの

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最近、身の回りで変な事が多い。 街を歩いていたら上から花瓶が落ちてきた。 車で後をつけられた。 検討はついてる。 いつから? 和哉。和哉と夢に見たまでの生活。世間から肩身が狭い分、幸せだった。 それは俺だけだった? …うん。 どうせこんな関係幻 一人芝居のようなもの。 結局、本当だったのは俺だけ。 和哉のものになった時 本当は、全て終わっていた。 でも今でも好き。 だから今まで………。 だけどもういいや、 俺だけなら 俺だけでいい。 ああ また貴方は暗闇消えようとする。 まって、少し時間を俺に頂戴。 「…和哉。まって」 無言で振り返る和哉。 そんな目で見ないでよ、 「なに、?」 「殺して。」 全ては終わっていた。 嗚呼、身体と魂を優しく切り離して。 これで俺は、……。 「……和哉っ、き、すし…て…。」 最後にお別れの接吻を ください。 end。
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