第一の幸せ

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あたしの名前は佐伯桜(さえきさくら)。 高校一年の16歳。 あたしは今人生を終わらせようとしている。 あたしはゆっくり屋上のフェンスに手をかける。 桜「学校の屋上って案外高い。」 あたしは一人呟く。 桜「これで幸せになれるんだ。」 あたしはフェンスの上に座って言った。 あたしは学校でいじめられてる訳じゃない。 学校は好き。 でも…家は嫌い。 大嫌いなあいつがいるから。 あたしには帰る家がない。
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