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いつの間にか王様と王妃が近くにきていた
王「初めましてアクアリア国王のロイル・クローリィだ。気軽に呼んで貰えると助かる。」
妃「王妃のライナ・クローリィです。」
零「霧崎零です。よろしくお願いします。時にさっきの話は本当ですか?」
ロ「本当だよ、君なら出来ると思う」
ア「でも……」
零「何か問題があるんですね。」
アイネの様子から何かあるのはわかる
問題はそれだ
ラ「破棄する条件は、モリス卿が拒否もしくは出した条件による決闘での敗北の二つがあるの」
ロ「何せ古い盟約だからね。これしか方法がないのさ。」
圧倒的不利な状況での勝利か
ラ「死ぬこともあるので無理にはいいません。」
ロ「娘や国の為に戦ってくれないか?」
零「いいよ!」
ア「えっ!?」
驚くところ?
ア「今日あったばかりの私の為にどうしてそこまで?死ぬかもしれないんですよ!」
そんなの決まってる
この子をほっとけない
それに、見下した態度がムカつく
でも、一番の理由は……
零「しいて言うならこんな可愛い子をほっとけないだけだよ。」
それに、やらないときっと後悔する気がした
そう言って頭を撫でると今までこらえていたのか泣き出してしまった
ア「~~~!?」
泣き止むのを待って話を続けた
ロ「では、引き受けてくれるんだね!」
零「はい、任せてください!」
ロ「明日にでも出来るように準備するよ!夜の食事のとき説明するからきてくれないか?それまで、部屋でゆっくりしていてくれ」
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