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空間の歪みがおさまるともとの場所に戻っていた
零「やっぱり幻術だったか」
そうそう、マスターは何処だ?
周りを見渡すと部屋全体が凍り付いてる
フィーネ達は結界を張って助かってる
ガッガッガッガッ
音のした方を見ると
リョースが氷を割ろうと必死に叩いてる
結界ごと凍り付いて動けなくなってるようだ
チャンスじゃねぇ?
そうだ!
精神的苦痛を精神的苦痛で返してやる!
俺の考えが正しいならできるはず
思ったものを創造できるということは、
想像を現実にできるということ
だったら……
イメージは、朽木白哉の技
『殲景・千本桜景厳』
千本の刀がマスターと俺を包み込む
零「千の刄にその身を裂かれろ!」
千本の刀がマスターを襲う
リ「星天の加護!……ぐぎゃ-!?」
結界を張ったマスターごと千本の刀が突き刺さる
今使った技は、どうやら神級の結界らしい
普通なら弾かれて刺さることなんてあり得ない
だけど、ここからがチート
この刀たちは、どんなものでも切断することが可能
結界なんて意味がない
しかも、痛みのみを与えることができる
ダメージはあくまで精神だけ
今、マスターは千本の刀に刺された痛みを感じています
リ「ぎゃー!?イタイいたい降参しま……」
パタリ
あまりの痛さに気絶したようだ
ミ「……勝者零。」
こうして、戦いは終わった
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