第一章 日常
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「わかったよ! 行けばいいんだろ!」 「よっしゃ。行くか」 俺は紀夫に連れられて嫌々職員室に向かった。 「なあ、付いてってやるんだから化学だけじゃなくて数学も見てくれよ?」 「おー」 ……なんか適当な返事だな。 心配だ。ちゃんと見てくれるだろうか?
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