第一章 第二部 出逢い

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朝―――。 「ん~~…」 鳥の囀りが聞こえる朝、クレアが目を擦りながら起き上がる。 どうやらクレアが最初に起きたらしい。 クレアは周りを見渡して、泊まったことを思い出した。そして家の主のアルスを見ると 「アルス…寝ながら鼻血出してる…凄いアホ面」 アルスは鼻血を出しながら凄い口を開けて寝ている。 「レオンは……やだ!半ケツじゃない!」 レオンは半ケツらしい。布団がかかってなく露出していた。 クレア「はっ!私下品な言葉使っちゃった!反省反省っと」 そう言い朝ご飯をさっそく作り台所に向かうクレア。 「ん………鼻血出てる…レオンの奴半ケツじゃないか」 アルスは起きて自分が鼻血が出ていたことに気がついた。床にいるレオンを見ると悲惨な状態だった。 「………!?」 レオンも起きて気がついた、自分がどういう風に寝てたのかを…。 「起きたみたいね、ご飯できたよ!二人が変に寝てる間に作ったわよ」 「クレア見たのか!?」 「好きで見たわけじゃないわよ!たまたま目に入ったんだから!」 「レオン…ドンマイ」 こうして三人の朝が始まった。
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