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人間は次々と魔物を倒し数も少なくなっていきました。
魔王のいる魔界へと乗り込む決意をした神と人間は大人数で魔王討伐に行き魔界へ乗り込むことにした。
神は魔界へ行く人間全員を集めた。
そして、時空を歪ませることができる能力を持つ"時空師"という人がいた。
時空師の能力を持つのは一人だけ…ホントならば魔界への入口は神が作るのだが、神は人間に能力を与えたので力は残っていなかった、そのため入口を作れるのは時空師一人だけ。
時空師が入口を作り終わり、人間は魔界へと進んだのだった。
そして人間が魔界で目にしたものは、数えきれない程の魔物であった。
その強さは歴然、人間を忽ち喰らい状況が逆転してしまった。
その魔界に向かった人間の数は地球上にいる人間の半分以上。
神は半分以上の戦士を失った。
状況的には圧倒的に不利。
追い込まれた神。
そこにある勇敢な戦士達が現れた。
「我々が魔界へ乗り込む」
この戦士達はたった6人で魔界へ乗り込み魔物、魔王を討伐すると言い出したのだ。
「何を言っている!半分以上の戦士達でさえも倒せなかった魔物をたった数人で倒すだと!?まだその時ではない!まずは体制を立て直し…」
神が必死に止める言葉を戦士は遮った。
「我々の決意は変わりません、では」
そう言い彼らは神の言葉を聞かなかった…戦士達は時空師に魔界への入口を開けさせ魔界へと進んだ。
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