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夕日は、すぐに沈んでしまう。
でも、その一瞬に過ぎない景色が人間の心を動かす程の美しさを持っているんだ。
この景色に、何度励まされたことだろうか・・・・・・
「23回目か・・・・・・」
決して砂を掛けられたからではなく、夕日が沈んだため、地面に降ろしていた鞄を肩に掛け、公園を後にした。
「痛っ!!」
最後に石を投げられたことは、気付かなかったことにしてあげようじゃないか。高校生だけど心意気は大人だからね。
――――――
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