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｢やっぱ、何となく居づらいですね｣
ユノと2人で店の中に入って行く。
｢あ、あれ、カナじゃないですか?｣
｢あ、ホントだ｣
近づいて見ると、こちらに気付かないほど集中して水着を見ている。
｢ん?｣
覗き込んで見ると、対象年齢13歳ではないだろうことが確実な子供向け水着を見ていた。
ビキニではなく、ワンピース風の水着だった。
(子供っぽすぎませんか?)
(あぁ、少々子供すぎだ。
まぁ、カナ顔ならまだ許容範囲内だろうが、明らかにチアキの方が似合うぞ……)
カナに聞こえない声でコソコソと話す。
(でも、少し見てみたいですね)
｢カナー｣
突然、向こうからナツキが来た。
カナはビクッと肩を震わせて、視線を隣のセクシーな水着に移す。
(自覚はあるんだな……)
(みたいですね……)
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