集められた二十七人。

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「ふざけんな!!」 「誰がんな事するか!!」 「帰らせろ!!」 「残念ですが、既にあなた方が此処に連れて来られた時点で鬼ごっこは始まっています。 今から帰る事は出来ません。」 おいおいマジかよ!? コレ、イタズラなんてモンじゃねぇぞ!! 拓海「って…、ちょっと待てよ!!」 さっき気づいたけどここには、小学生位の女の子もいる。 拓海「そこに女の子がいるだろ!! しかも、小学生位の!!」 「仕方がありません。 あなた方にはある接点があります。」 その瞬間全員が顔を見合わせた。 「おい!!俺は誰の事も知らねぇぞ!!」 「俺もだ!!」 「あなた方が覚えていなくても必ずあるんです。」 此処にいる二十七人に…… 接点………? ダメだ。俺も誰の事も分からねぇ。 「あ!そうそう。 一つ言い忘れていました。 毎回の鬼ごっこで必ず敗者が出ます。 その敗者の学校の者が敗者が負けると共に、全員死にます。」 …はぁ!? 何だよ……、ソレ。 てことは、此処にいる全員…… 子供なのか……? *
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