1変.俺と進学と変人達と

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「では、改めて皆さんよろしくお願いしま~す」 秋永の返事に応えたのは俺と女子だけ、他の男子は全員沈黙している。 「はははは。森永、今日からお前も俺のハーレムの一員だ」 おい、いつからアンタのハーレムが出来上がった? 「なっ!?私より先にハーレムの主が居たとは、不覚!」 「女子は全員、俺のモンだ!」 「なら世界の女子は全員、私のモノです!」 なんか二人共ノリノリ過ぎるだろ。それにしても森永の奴は適応能力が高いな。 「で、森永の席なんだが……吉野の隣りだ」 は?俺のと・な・りだと?……隣りだとぉ!?それだけは勘弁してほしい、これ以上俺は変人のお友達は要らないし、何よりもあんなヘビー級の変人の隣に居たらツッコミで一学期が終わっちまう。
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