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「では、改めて皆さんよろしくお願いしま~す」
秋永の返事に応えたのは俺と女子だけ、他の男子は全員沈黙している。
「はははは。森永、今日からお前も俺のハーレムの一員だ」
おい、いつからアンタのハーレムが出来上がった?
「なっ!?私より先にハーレムの主が居たとは、不覚!」
「女子は全員、俺のモンだ!」
「なら世界の女子は全員、私のモノです!」
なんか二人共ノリノリ過ぎるだろ。それにしても森永の奴は適応能力が高いな。
「で、森永の席なんだが……吉野の隣りだ」
は?俺のと・な・りだと?……隣りだとぉ!?それだけは勘弁してほしい、これ以上俺は変人のお友達は要らないし、何よりもあんなヘビー級の変人の隣に居たらツッコミで一学期が終わっちまう。
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