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「それにしても新学年か……新たな幼女との出会いが俺を待ってるぜ」
「安心しろお前を待ってるのは変態と言う名のレッテルだけだ」
「……それにしても今年もコウと同じクラスだと良いな!」
「残念だったな、それを望んでいるのはお前だけだ」
俺の少し厳しい発言を悠斗は軽く受け流し幼女について語り出した。
暫く悠斗のどうでもいい熱い話しを無視しながら寮から学校に向かう一本道を歩いていると、道端で一人のツインテールの少女がチャラチャラした男にナンパされていた。
それにしてもこの時間帯にナンパって、どんだけ暇なんだよチャラ男。
「おい悠斗、前見てみろ、面白いものが見れるぞ」
俺が悠斗を呼ぶと一旦話を止めて悠斗もナンパの方を見る。
「ああ……ナンパかぁ…………って、あれ彩愛じゃねーか!?」
そうナンパされているのは俺の変人な友人の彩愛だ。
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