1変.俺と進学と変人達と

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―――――――――――― 「おう、ヨッシーまた一緒のクラスだな!」 新たなクラスに入った俺に話し掛けてきたのは通学路でナンパされていた最強美少女.野本彩愛だ。 そして俺の隣には悠斗が居る。 どうやら神はまた一年間この変人共と付き合えと言っているらしい、全く酷い神も居たもんだ。 「教室の入り口で止まるな邪魔になるぞ、幸」 教室の入り口に突っ立ている俺が後ろを振り向くと茶髪の少し癖っ毛の少年が立っていた。 「まさかと思うが、またお前も同じクラスか?」 「まさかのまさかだぞ」 俺の問いに答えた茶髪の癖っ毛--上代拓真は俺の肩を二・三度軽く叩き教室に入っていた。 上代拓真 自称『分岐点を読む男(笑)』で数々のギャルゲをクリアしたゲーオタ、最近では俺にも分岐点が見える!とか叫んでる。 それにしても俺の友人の中での主要変人が三人共同じクラスとは…………最悪だ。
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