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「先生ー、女の子ですかー!」
「馬鹿!イケメンの男子に決まってるじゃない!」
「先生、俺はギャルゲーに出て来る様な美少女を望む」
「私は世界征服とか企んでる悪の組織に入っている悪者とかを望む」
クラスの中で色々な言葉が飛び交う中(若干有り得ないのが含まれていたが)珍しく悠斗が大人し
「ちげーよ!幼女に決まってんだろ!」
く無かったです。
てか、悠斗の一言でクラスが一瞬で静まり返った。
「「「………………」」」
さっきから悠斗がチラチラと俺を見てくるが、すまない悠斗、俺じゃこの凍えた空気を打破できない。
「まあ、とにかく転入生を呼ぶから。じゃ、入ってこい転入生」
流石担任と言うべきかこの凍えた空気を打破した天海。
そして天海が扉の方に声を掛けると扉が開き、赤茶のロングヘアの美少女が……いや、どちらかと言うと美幼女?が入ってきた。
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