第2章

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高「何から話せばいいのかな?」 薮「とりあえず、だいちゃんがいなくなった理由を話せ。」 高「そーだね。それから話すよ。いいよね?いのおくん。」 伊「・・・・あぁ。話せよ。」 いのおくんも関係するからね。 寧ろ、いのおくんが重要人物だしね。 ―――――― あれは今から2年前の事。 当時、俺はこの学園に入学したてで高校1年生。 その時は家庭の事で少し荒れてた俺は今はそーでもないいのおくんと知り合った。 いのおくんね、今では見られないくらいの不良だったの。 そりゃもう、そこらへんでは有名な。 いのおくんもね、家庭の事情で荒れてたんだ。 全然想像付かないでしょ? 今はまともになったからみんなと仲良く出来てるんだけど・・・。 あの頃は幼なじみのひかるくんですらいのおくんに近付こうとしなかった。 だから、俺といのおくんは常に一緒にいた。 授業サボるのも喧嘩するのも常に一緒。 だから、10人の中じゃ浮いてた。 浮いてる事を知ってたから俺ら2人はみんなに近付こうとしなかったし、みんなを近付けなかった。 でも、その中で違う奴が1人だけ。 それがだいき。 .
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