0人が本棚に入れています
本棚に追加
/29ページ
目を開けたら黒いのがいた。
正しくは黒尽くめの男。
黒い丈の長いスーツ着て、その下のシャツも黒い。
帽子も髪の毛も目も手袋も黒。
雨降ってないのになぜかさしてる傘(日傘?)も黒。
黒かった。
そいつは私がやっと目を開けたことに気が付くと、
「あぁ、やっと起きてくださいましたか。ずっと寝てるもんで、ワタクシ、貴方様が豚になるんじゃないかとひやひやしておりましたよ。」
いんぎんぶれーな言葉たちを私にプレゼントしてくてやがった。
最初のコメントを投稿しよう!