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ある男が欠伸をしながら覇気の無い目で自分の持ち場を巡回していた 彼は3年前に手柄を上げて楽な暮らしをしたいと願い軍に入隊した。 そして元々腕にそれなりの自信があった彼は隣国との国境付近の警備を任された。 だが、幸か不幸か隣国との戦争どころか、小競り合いすらなくただ暇な毎日を過ごしていた。 そしてその状態に手柄を上げたかった彼は焦りと虚しさを感じ日々の仕事にやる気を無くしていた。
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