目立ちすぎ

1/1
前へ
/19ページ
次へ

目立ちすぎ

CM『今日は冷麺にしよう?』 『あ~いいね♪そうしよう♪』 CM『~♪』 夕食の材料を買いに、スーパーに足を運んだ私達。 チャンミンは歌を口ずさみながら必要な食材を選んでいく… 背が高くて、スタイルがよくて… 彼はとっても格好いい。 (最高に素敵…) CM『…何見てんの(笑)恥ずかしいよ』 『…べつに~♪』 私は前を向いて歩き出す… CM『♪~♪』 客『…あの人…すごく格好よくない?!』 客『どこ?…あ!本当!』 (うふっ♪でしょでしょ?素敵でしょ?) 思った通り、女性客はもちろん男性までもが振り返る… 『~♪』 嬉しくなって、スキップしそうになった。 CM『何してんの(笑)』 『べっつに~♪』 しかし、行く人行く人振り返る中…嬉しかった気持ちが…だんだんしぼんでいく… 客『本当素敵…隣の女の子は妹かしら?』 客『彼女じゃないよね?』 客『まさか~』 (…彼女なんだけど(泣)) 帰り道、しょんぼりうなだれるゆいの手を握りながらチャンミンは聞く… CM『…元気ないじゃん…どうした?』 『チャンミン…その最強オーラ、少しは抑えられないの?』 CM『へ?』 『…チャンミンすごく目立つから、私自信なくなるんだけど…』 CM『(笑)』 不意に彼は彼女の腰を抱き寄せて、唇を近づけた。 CM『妬いてるの?…俺の心はいつだってゆいのものだよ』 それから、ちゅっとキス~ CM『…自信もって…』 彼に言われると、自信が出てくるから不思議(笑)
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

56人が本棚に入れています
本棚に追加