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目立ちすぎ
CM『今日は冷麺にしよう?』
『あ~いいね♪そうしよう♪』
CM『~♪』
夕食の材料を買いに、スーパーに足を運んだ私達。
チャンミンは歌を口ずさみながら必要な食材を選んでいく…
背が高くて、スタイルがよくて…
彼はとっても格好いい。
(最高に素敵…)
CM『…何見てんの(笑)恥ずかしいよ』
『…べつに~♪』
私は前を向いて歩き出す…
CM『♪~♪』
客『…あの人…すごく格好よくない?!』
客『どこ?…あ!本当!』
(うふっ♪でしょでしょ?素敵でしょ?)
思った通り、女性客はもちろん男性までもが振り返る…
『~♪』
嬉しくなって、スキップしそうになった。
CM『何してんの(笑)』
『べっつに~♪』
しかし、行く人行く人振り返る中…嬉しかった気持ちが…だんだんしぼんでいく…
客『本当素敵…隣の女の子は妹かしら?』
客『彼女じゃないよね?』
客『まさか~』
(…彼女なんだけど(泣))
帰り道、しょんぼりうなだれるゆいの手を握りながらチャンミンは聞く…
CM『…元気ないじゃん…どうした?』
『チャンミン…その最強オーラ、少しは抑えられないの?』
CM『へ?』
『…チャンミンすごく目立つから、私自信なくなるんだけど…』
CM『(笑)』
不意に彼は彼女の腰を抱き寄せて、唇を近づけた。
CM『妬いてるの?…俺の心はいつだってゆいのものだよ』
それから、ちゅっとキス~
CM『…自信もって…』
彼に言われると、自信が出てくるから不思議(笑)
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