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『ごめん!待った?』
彼氏『……ごめん』
『…へ?何で謝るの?』
彼氏『俺…もうお前とは付き合えない』
『……え…?』
彼氏『お前仕事ばっかりで…全然会えないし…そういうの無理なんだよね』
『ま、待ってよ…それは…』
彼氏『別れよう』
"別れよう"だって……
『…はぁ…』
公園のベンチに腰掛けて、私は鼻をすすりながらため息をついた。
彼の言葉が頭を巡って、涙がぽろぽろ零れてくる…
『あ~ぁ…とまんない…(笑)』
ジュンスに…ジュンスに会いたいな…
小さく呟いたとき、私の目の前に、すっとハンカチが差し出された。
『…あ…どうも……ジュンス!?』
JS『よぅ(笑)』
にやっと笑う彼…
JS『珍しいじゃん。ゆいが泣くの』
『だって……っ…うわーん!』
JS『え(汗)!ちょ…ゆい…』
彼が来てくれた嬉しさと、自分の情けなさが混ざって…私はただ泣いてた。
JS『え、えーと…家行こう!俺ん家来い!』
『っ…うん…(泣)』
-ジュンス宅-
JS『…はいコーヒー』
『…あ…りがと…ぐすっ(涙)』
ジュンスは、号泣してる私をソファに座らせ、コーヒーを煎れてくれた。
JS『…何があったの?』
『…あ…えーと……』
私はこうなったいきさつを説明した。
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