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アナトリアの傭兵
リンクス戦争時代から現役で活動するリンクス。詳しい素性は元レイヴンという経歴以外一切不明。ただ、その戦闘力は非常に高く、リンクス戦争時代には単独で5機のネクストを撃破(追記。その中にはレイレナードのトップリンクスが含まれていた。ただ、アナトリアの傭兵が現場に到着する以前に当時のローゼンタールトップリンクスを含む計2機との戦闘があった。恐らく、完全な無傷ではなくそれなりに損傷はあたえていたと思われる)。その戦闘の結果、レイレナードグループは全てのネクスト戦力を失った。その後、アスピナの傭兵ジョシュア・オブライエンと共にレイレナード本社、アクアビット本社を襲撃しリンクス戦争終結の直接的な要因となるほどの実力を持つ。リンクス戦争終結の混乱期にアナトリア壊滅(追記。重度のコジマ汚染によるもの。何者かがアナトリアを襲撃したようだが詳細は不明。何故か調査のデータが消去されていた)を機にアナトリアを発つ。その後、暫くは目立った戦闘記録は残されていないがいつからか白いネクスト機、ホワイト・グリントに搭乗する。そのエンブレムと機体名はリンクス戦争終結後戦死したアスピナの傭兵、ジョシュア・オブライエンのものと完全に同一の物であった。二人のリンクスの間に何があったかは不明だ。ただ、エンブレムはリンクスが自己を主張する『顔』とも言えるものだ。それを受け継ぐことには何かの意味があるはずだ。なお、記録上(記録事態は存在しないがアナトリアの数少ない生き残り、エミール氏から話を聞くことができた)アナトリアを襲撃したのはジョシュア・オブライエンらしい。本来なら故郷を破壊した憎むべき敵とも言える筈だ。だが氏は多くを語りはしなかった。氏曰く、『物語を語るべきは私ではない。私よりも、もっと相応しい者が居る』、とのこと。アナトリアの傭兵は現在当時からのオペレータ、フィオナ・イエルネフェルトともに独立自由都市、ラインアークに身を寄せている。数々の企業からの専属契約依頼(断るならば暗殺さえ有り得た)を拒み続けた彼が何故反クレイドル体制の最大勢力であるラインアークに身を寄せているかは定かではないがその存在が現実にラインアークを保護しているのは事実。反クレイドル体制の最大勢力を潰してしまいたい企業連からすれば頭痛の種であることは間違いない。
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