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「うるせぇ」
ノハ-⊿゚)"「んぁ?」
学校の中庭。
午後の暖かな日差しの中、ゆっくりと昼寝をしていた私の目を覚まさせたのは、とある一言だった。
まったく誰だ、折角の昼休みだというのに。
少しばかり苛つきながらベンチに寝ていた体を起こすと、数人の男が視界に入った。
「…………あ?」
「何言ってんだ、お前?」
(´<_` )「だから、うるさいんだよお前ら」
長身のひょろっこい男子が、不良らしき奴等を睨み付けている。
「あー?だから何だってんだよ」
「嫌ならお前がどっか行けよな」
「かっこつけちゃって、うっぜ」
不良達はニヤニヤといかにも小悪党らしい面をしてその男子に言っていた。
ひょろっこい男子はやれやれ、といった感じで首を振る。
(´<_` )「はん、頭がスッカスカな奴に言っても理解出来なかったか」
「あ゙ぁん?」
「…生意気だなコイツ、やっちゃおうぜ」
「さーんせー」
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