思いたいのに。

27/35
前へ
/580ページ
次へ
何故か、ティッシュの箱が顔面に飛んできた。 「うぬおっ!」 「早く寝ろよ、クソガキ」と言って部屋を出て行った。 いいよ、ひとりで観るから。 そう思って、DVDを再生する。 ソファに横になる。 いい加減、浴衣を着替えなきゃなと思いながら、対照的にどうでもいい気もしてきた。 物語が頭に入らないし。なんか面白くないな。 時計を見ると3時を過ぎている。 眠れなくてあたしは起きてた。 4時を過ぎても5時を過ぎても寝れなくて。 それから、眠りに落ちたみたいで記憶がなくなる。
/580ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5791人が本棚に入れています
本棚に追加