仲間

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『えーっと、知り合いのような、知り合いじゃないような…』 「ごまかさないで!!知り合いのんでしょ!?」 『え、あ、はい…』 「ねぇ、2人って付き合ってる人とかいるの?」 『は?』 「イタリアに恋人とかいるのっ?」 そう言って雅人に詰め寄る。 『そんなん本人に聞けよ;』 「聞けないから佐藤君にきいてるの!!」 「なんだ、そんなことかよ」 すると、女子の後ろからリシェルが現れた。 そして、雅人をかばうように立った。 「俺、女には興味ねーの。ましてや、こーゆう人にばっか聞くやつ、大っっっ嫌いなんだよね」 そう言って女子たちを睨んだ。 「次から聞きたいことあったら、直接聞いてこいよな」 リシェルは雅人の腕を掴んでその場を後にした。
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