出逢い

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「で、2人はいつ知り合いになったんだ?」 「実はね昨日…」と、私は昨日の話をした 「だからこの新入りが遅刻したんだな」と、マスターがニヤリと笑った 「マスター、俺は純っていう名前があるんですよ。名前を覚えてくださいよ~」 (純くんっていうんだぁ) 「昨日入った奴の名前何か知らん」と、ちょっと意地悪気にマスターが言った 「えっ!!昨日が出勤初日だったの?何か悪いことしちゃったね」 「いや、俺が時間ギリギリに出たから気にしないで」 「うん、純が悪い」とイタズラっぼくマスターが言ったのにも関わらず 「マスタァー、やっと俺の名前を呼んでくれましたね~」と言いながら、純くんはマスターに抱きついた 「えぇ~い!!気色悪い!!俺にはそんな趣味はない!!」と言いながら、マスターは必死に純くんを引き離そうとしている姿を見て、私は何だか微笑ましい光景に見えて、1人クスクス笑っていた
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