俺と秀吉と日曜日

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翔子達と別れ、秀吉の所へ向かう 「悪い秀吉、待たせたな」 「むう…まあいいのじゃ。始まるぞい」 何で拗ねてんだコイツ ちょっとからかってみるか 「秀吉」 ぷにっ 「何故ワシは頬をつつかれておるのじゃ」 柔らかいな頬… ぷにぷにぷにぷに 「ああ、気にすんな。始まんぞ」 「むう…地味に嬉しいから…困る」 二時間後 「意外と面白かったな」 「う、うむ…面白かったのじゃ」 「そりゃあ良かった。で、何で俺はずっとお前と手を繋いでるんだ?」 始まった直後からだぞ 「い、いやこれはあの、別に怖かったわけでは無いのじゃ!」 慌てすぎだろ 「なら何なんだよ?」 「そ、それはその…正明が怖がるといかんと思って…」 …何この可愛い生き物。つい頭を撫でたくなっちまうんだが 「わかったよ。ほら、帰るぞ」 「む…昔からワシを子供扱いしおって…」 「…顔赤いぞ?」 「なっ!?」 「嘘だ。帰るぞ」 「う、うむ…心臓に悪いのじゃ…」 「あ? 何か言ったか?」 「何でも無いのじゃ」 「へぇ…」 「早く帰るぞい! 健一殿の夕飯じゃ!」 「へいへい」 先に走り出した秀吉を追いかけながら呟く 「聞こえてんだよ…バカたれ」
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