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「変な駆け引きとかしないだろうし、志歩自体、素直に飛び込めるんじゃないの? 25歳独身の先生なんて、もう汚れ切ってるよ。 しかも彼はSと見るね。 モテるんだろうし、合コンとかもバンバン参加して、遊びまくってるに決まってるよ。」 汚れ切って、S!? 遊びまくってるって…確かに先生のプライベートなんて知らないけど。 あんなにカッコいいんだから、それなりに遊んでるかもしれないけど…。 でも…。 「そ、そんなことないもん。優しくて大人の魅力たっぷりで、包容力だってあるし!…意地悪なとこは、あるかもしれないけど。」 「ドSなんだ。」 「違う!微S!!」 ムキになって結衣に言ってると、予鈴のチャイムが鳴り響いて、私は頬を膨らませながら急いでお弁当を食べた。 「ああ、勿体無い。せっかく若くて、こーんなピチピチの肌してんのに、そんな時代を実るかどうかもわからない恋に全部費やしちゃうなんて。」 結衣はふにっとハンバーグを頬張る私のほっぺをつねった。
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