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この前だって、先生と二人だから邪魔しないでくれたって言ってたし。
「そうと決まったら、作戦会議だね!」
…作戦、会議?
「何だよ、それ。」
「このまま見てるだけで終わっても仕方ないでしょ?」
「いや…余計なことはしない方がいいんじゃ…」
「ダメ!志歩ったら、先生の姿見ただけで満足なんて言ってるんだから。
モテるくせに、超奥手で恋愛経験ゼロの未熟者なんだから。
せっかく持って生まれた容姿っていう最大の武器を活かさなきゃ、ただの宝の持ち腐れになっちゃうじゃない。」
胸の当たりで握り拳を作り燃える結衣を、私も金やんも唖然として見つめた。
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