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背中に回っていた手が離れて、先生の温もりが消えてしまうことが寂しい…。
「…お前、ホントよくコケるな。」
呆れたように話す先生に、
「いきなり後ろにいるから、驚いたんです…。」
嬉しいのに、思わず抗議してしまう。
「前に屈み過ぎて、パンツ見えそうだったから、教えてやろうと思ってさ。」
嘘!?
今更遅いのに反射的にスカートの裾を押さえると、先生はクスクスと笑った。
「残念ながらパンツは見えなかったから大丈夫。
白くて細い悩まし気な太股だけ。」
顔熱い…。
「ははっ!恥ずかしいならもう少し丈長くしたら?」
スカート丈は、切って直してしまったのでこれ以上どうにもできないんだけれど…。
教師に面と向かって言えることじゃないよね…と口を閉ざした。
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