Episode1~2年生~

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~泰史~視点 体育館に着くとクラスを 確認している生徒で いっぱいだった。 横を見てみると不安そうな 顔をした舞那が居た。 コイツは人混み無理だからな~ 俺が行くしかないな! 俺は舞那に鞄を預けて クラス表を見に行った。 去年も一緒のクラスだから 今年もなれるだろう!と 強く願いながら1つずつ 見ていくと‥ 俺と舞那の名前が同じクラスに 並んでいた。 ついでに‥達希も‥。 俺はガッツポーズをして、 舞那に叫ぼうとした。 すると、舞那は達希の髪を 笑いながら触っていて、 達希は舞那の頭をグシャグシャに していた。 俺の心にある1つの気持ちが 宿った‥。殺意‥ではなく、 ただの嫉妬だ(笑) 急いで達希の椅子を蹴飛ばし、 舞那に報告した。 痛そうに転がる達希は無視! 舞那もめっちゃ喜んでくれて、 笑顔にキュンキュンした。 俺は舞那の笑顔で気持ちが 落ち着き、転がっている 達希にも話しかけ、 3人で教室に向かった。
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