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そしてMSF本拠地・・・といっても、ボロボロな家だが・・・
俺とカズは客人を迎えるために本拠地に入っていった。カズはコーヒーを注いで俺と客人に渡した。
???「あぁ、ありがとう」
そして客人はコーヒーを飲んだ。
???「・・・生き返る!
やはりコスタリカコーヒーは旨い」
その時俺は葉巻に火をつけようとしていたが、ライターがつかなくて手こずっていた。
スネーク「で・・・コスタリカ政府のお偉い先生が・・・このコロンビアに何の用だ?」
カズ「コスタリカ国連平和大学のガルベス教授だ」
そう、この客人はお偉いさんだった。
ガルベス教授「実は・・・1年ほど前からコスタリカで武装集団を見かけるようになりました。
もちろん、正規軍ではありません。」
カズ「コスタリカは・・・軍を持たない・・・」
ガルベス教授「ええ、
憲法12条:【常設の組織としての軍隊はこれを禁止する】」
すると、
???「平和憲法・・・」
・・・とガルベス教授と一緒にいた赤いカッパの女の子が呟いた。
スネーク「ニカラグアから逃れてきた反政府組織じゃないのか?」
ガルベス教授「いやいやゲリラには見えません。もっと組織的です。」
スネーク「コスタリカ政府は何と?」
するとガルベス教授はコーヒーが入ったカップを机の上に思いっきりおいた。
ガルベス教授「政府の見解では、コスタリカ開発公社に雇われた『多国籍企業の警備員』だと。
・・・勿論、出鱈目です。
彼らは最新税の兵器や設備を大量に運び込んでいます。」
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