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拳には爆発の邪気をたぎらせ、頬がつり上がった。
「…わかった…座るから…。」
「それでいい。」
自分も、ピッコロの目線に合わせるようにしゃがんだ。
「なんだよ…なっ!?」
じりじりと近づき、頬を撫でると…ピッコロは驚いた顔をし、頬がだんだん熱くなっているのがわかった。
…ますます虐めたくなってきた…!
だが、こんな事をするために、ここへ連れて来たワケじゃない。…必死に今の感情を抑えた…。
その感情を抑えたまま、ピッコロの横に座った。…虐めたい…!
夜の空は曇る一方で、天の川なんて綺麗なものは見える気配すらない。…それどころか…雨がぽつぽつと降ってきている…。
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