少女

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高級レストランの翌日、夜遅くに両親がコソコソと話しているのを少年は立ち聞きしてしまった。 少女の結婚話についてだ。 その瞬間、少年の中で何かが切れてしまったのだ。 少年の心の奥底で眠っていた少女に対する真っ黒な独占欲が溢れ出した。 少年は足早にその場を離れ、少女が眠る部屋へ向かった。 少女が誰の手に渡っても自分のモノである確かな証拠を刻み込んでおくために・・・ .
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