スパーリング

2/2
前へ
/69ページ
次へ
相手はやや前屈で 顎の高さでかなり左手を前に出し開いて 右手は前手の肘の位置で顎の高さで開いて構える 身体は 俺よりかなり小さい 背は165cmぐらい 60kg無いだろう 帯は茶色(その後すぐに黒になった) 俺はガードを固めて 体当たり寸前で顔面へ掌手の連打をした 何と相手は後ろに下がり 両手を下げ諦めてしまった 軽く 顔面へ触る程度何発か入れた ここで 相手の攻撃も見たかったので ガードをして 待った (相手は小柄なので少し低く構えた) 来た 踏み込みはそれほど速くない 左手でストレートを打ってきた 俺は 右手で軽く内側に払う とその時 下手なパンチより速いスピードで左上段廻し蹴りが モロに喰らった 体重差が有り倒れなかったが その後の組み手は 防戦一方 後日 医者から 網膜れっこうと言われた! 同じ体格で あれば ダウンしてたと思う 極真の蹴りは凄いと 思い その後 俺も 道場で学校で 夜走っては公園で とにかく 廻し蹴りを練習する事になった
/69ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加