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─彼女は俺の腕に抱きついたまま歩きだした
俺は
別に振り払う理由も無いのでそのままにしてる
正直
胸はドキドキしてるけど
「先輩は
チョコバナナがすきなんですよね」
『ん?』
『あぁ、クレープ?
そぅ、好き』
「私の事は?」
『えっ?』
「私の事は
好きですか?」
真っすぐな目で
俺を見上げる
ドキドキが
早くなってる
『嫌いじゃ無いけど…』
まだ好きって感情は無い…
彼女を喜ばす為に
嘘を言う事も出来るけど…
何か嫌だし
「…嫌いじゃ無いけど
好きでも無いんですね…」
『あ…いや
それは…』
「いいんです
いつか好きって言わせてみせますから❤」
『あはは』
「あー!!
何で笑うんですかぁ!?」
『いや別に』
「絶対絶対
言わせてみせますぅ」
頑張ってね(笑
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