1人が本棚に入れています
本棚に追加
「おい!!
今の如月春花じゃないのか?」
声に振り向くと
俺の悪友、潤(じゅん)が立っていた
『知ってるのか?』
「知ってるも何も
お前知らないの?」
「結構人気あんだよ
あの子」
『…ふぅん』
「ふぅんって…
興味無いのかよ?」
『彼女と
付き合う事になった』
「えええええ!!!!!!!!!!」
『バカ!!
声でかい!!』
『他の奴に
聞こえるだろ!!』
「な、なんで
春花ちゃんがお前なんかとー!!!!」
『顔が気に入ったんだと』
「顔~~!?
はいはい、イケメンくんはいいですなぁ」
「顔がいいだけで
付き合えて」
『そうかぁ?
何か複雑なんだけど』
「ちくしょー!!
羨ましい」
「俺も整形しよかな」
『おい
まるで俺が整形してるみたいじゃん』
「違うのか?」
『違うよ!!
てか、知ってんだろ』
『幼なじみなんだからさ』
「へいへい
ちくしょーいいよなぁ」
「俺も整形しよかな」
『だから💢』
最初のコメントを投稿しよう!