終わりと始まり

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一面真っ白な世界。 目の前に立つのは、この世界と同じ色をした長い髭を持つ老人。 あれだろうか? アタシは予定外の死を迎えたから、異世界へと転生し、最強なチート能力で世界を救えとかいうヤツだろうか? だとしたらこの老人はさしずめ神様といったところか? なんともまさに想像通りの格好をした神様だな。 もっと捻りが欲しいものだ。 そんなことを悶々と考えていると、目の前の老人が口を開き、こう言った。 「……僕と契約して魔法少女になってよ☆(キラッ」 何故だぁぁぁぁぁぁぁっ!!!  
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