ターゲットライン

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俺「それはあれですか。色々しても良いって事ですか。エロエロしても良いって事ですか」自然とごくりと喉が鳴った。 「うん。エロエロしても良いよ」 俺「俄然やる気出てきた」 腕を高らかに掲げ嬉しさを表す。 「はは。欲望に忠実なのはとても良い事だよ。単純で」また面白可笑しく笑う声。 何処までも上から目線っつーのが気にいらないが、今は話を合わせる方が良い。 この指輪も本当に爆弾かどうかは判らないが。人を拉致ってくる様な奴だ。可能性はある。ゲームを拒否して本物だったらリアルボンバーマンになってしまう。 言っておくが。間違っても俺のやる気はエロエロと言う単語に反応した訳じゃありません絶対。 「納得した様だね。それじゃあ早く彼女達を探した方が良いよ?もうリミットはカウントされてるからね」おい。聞いてないぞ。 俺「、、、」 取り合えず。足を進ませる事にする。 「うん。それで良いよ」 どうやらあっちからは俺の行動も確認出来るみたいだな。カメラか何かでもあるのか。 走りながら目線だけでカメラを見渡す。 「何をキョロキョロしているの?カメラでも探してる?」 俺「っ。いや。可愛い女の子達が待ってるんだ。何処から回って行こうかなぁーって」 「あぁ。それならヒントをあげるよ」あぶねぇあぶねぇ。目線が動いただけで分かるって事は至近距離にカメラがあるって事か?。 「扉が多くて迷うよね。一つ一つ調べて行ってたんじゃあ切りが無い。自慢じゃ無いけどこの館は部屋がたくさんあるからね」おぉスネ夫スネ夫。 「そこで。彼女達が持っている装置に細工をしておきました。君が近付くと音が鳴る仕組みだよ」ふむふむ。そいつぁ助かる。 「その音を頼りに君は彼女達を探してね」 俺「あぁ」 て事は。部屋をくまなく調べるより移動の速さが大事って事か。 「あ。それとね」 ?まだ何かあるのか?。 「時々。僕からミッションを与えるからそれを完遂させてね」ミッションって言うより命令だろ。 「まぁ。命令だけどね」 やっぱりな。 俺「なぁ。一つ聴きたいんだけどな」 「ん?何かな?」 俺「このゲームが終わったら。その事情がある女の子達はどうなるんだ」 「ん?ふふ、、気になる?」 (´Д`) 「想像にお任せするよ。なぁに。元々彼女達の運命は決まっていたんだから気にする事は無いよ」 焦らしといて答えないってか。更に(´Д`)な。
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