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「…」
「…」
沈黙
「ひゃっもうこんな時間?!急がなきゃ遅刻しちゃう!あ、ありがとうございした!あ、同じ制服!じゃ私行きますけど貴方も遅刻しないように頑張って下さいね!ではさようなら」
「あ、あぁ」
女の子のあまりに早い口と体の動きに驚きつつ返事しかできない亮であった
女の子はもうあんなに遠く…
きっと陸上部なんだろうと
呑気に思ってると
「あぁぁぁ!遅刻するううぅ!」
と言いながら走って学校へ行きました
案の定校門に立っていた
体育の教師に捕まり
「1時間目は体育ないから何してやろうかなぁ~」
などとんでもないことを
言っていたので亮は
陸上部の短距離走者顔負けの
早さで教室に駆け込んだ
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