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目的地につく。
時間は午前1時くらい。
その場所にはビニールシートが敷いてあった。
「準備しといた。」
誇らしげに君は言う。
「たまには良い事するじゃん。」
「たまには・・・・またこのパターンか。」
「もう飽きた?」
「いや、飽きない。」
そう言いながらビニールシートに横たわる君。
私もその横に横たわる。
二人で空を見上げる。
すっと君は指差す。
「あれが、デネウ゛、アルタイル、ベガ。」
「夏の大三角だね。」
「知ってたのかよ。」
苦笑する君。
「馬鹿にしてない?」
「うーん、してたかな?」
「怒るよ(ニコッ)?」
「すいませんでした。」
「素直で・・・・飽きた?」
「飽きたな。」
また二人で笑いあう。
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