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「あぁ、旅人さんには
分かりませんよね。
えっとですね巨人なんて
私達も文献でしか見たことが
なかったのですが歴史は
正しかったのです。
そして私達は文献通りに
包囲し、はりつけにしたのです。」
「ふーん…で、この後
どうするわけ?」
とライゼはすこし沈んだ声で話した。
「はい、それはですね
目を覚ますまで待つのです。」
「ふーん。」
とそこまで聞いて完全に
退屈になったライゼは目で
フォーに車に戻ってると
合図をしていた。
「それで何をされるんですか?」
と改めてフォーが聞くと、
「それはですね…実は
文献にものっていないのです。」
「と、いいますと?」
「何をしたらよいのかは
まだ決まっていないのです。」
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