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首だけをこちらに向け
きゅうくつそうに
こちらを見ると巨人は
「よければこれを
解いてほしい」
とフォーに頼んだ。
フォーは少し考えてから
「それを解いて
どうするおつもりですか?」
と丁寧に聞き返した。
「別にこれといったことはないが
そうだな…俺ができることを
手伝おう。」
と巨人はいうと
「どうされますか?
この町のみなさん。」
とフォーが集まっている人々に問うと
辺りがまたざわめきだした。
フォーは巨人の目を見つめながら
「アナタの大事な物をかけてでも
あなたはこの市民の規則を
守ることが出来ますか?」
と聞くと
「はい。」
とすぐに答えた。
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