草原にて(over_there)

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そんな運転手の怒鳴り声に 何の恐がりもなく 「あってるよ。大丈夫。」 と少し高めの男の人の声が 助手席の方から聞こえてきた。 助手席には年が若く大体 10才の後半くらいで髪の毛が 少しだけつんつんとしている 男の人が座っていた。 胸元には光る銀製のペンダント をつけていた。 「まぁいいけどさぁ… おなかへったぁ…。 いつになればあの小屋 つくのよー!!」 と怒鳴りながらも アクセルからは足は 離さずずっと車は進んでいく。 すると右の方に違う建物が 見えてきた。
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