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「敬礼!!」
ザッ!!
ガルディアスの会議室。参集した士官達はベッカーの号令で直立不動の姿勢で一斉に敬礼する。
「休め」
おもむろに答礼を返したウィルは短く口を開くと、参集した士官達を見渡した。そこにはいつも見慣れた各艦の艦長、副官達とルイス以下の機動部隊幹部が立ち並んでいるが、見慣れぬ者が幾人かいた。
「皆に紹介しよう。本日より我が艦隊に加わる、第6機動部隊のマクファーソン中佐だ。彼らは特に対空格闘戦に秀でた部隊であり、その分野においてはルイス大佐以下、第7機動部隊に引けを取らないとの事だ。中佐、皆に挨拶を」
ウィルに促されたマクファーソンは一歩前に出ると、
「今、シルバラード大佐から紹介いただいたマクファーソン中佐であります。帝国最小だが最強の艦隊と勇名名高い第38宇宙艦隊に配属されたこと、まさに光栄のきわみ。その名を汚さぬよう精進させていただきます!」
良く響く声で自己紹介すると、直立不動の姿勢で敬礼した。
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