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「ええ・・・構いませんよ」
ウィルが苦笑しながら許可すると巨体を揺らしながら皆の前に進み出た。
「第2海兵隊所属、第1重機甲師団長のロベルト・ゲイン少将である」
ザワザワ・・・
ロベルト・ゲインという名前に場がにわかにざわつくが、
「静まれ!」
ウィルの一喝でそれは収まり、彼に視線が集中した。
「皆も知っての通り、第1重機甲師団は惑星降下作戦から島嶼上陸、要塞ならびにコロニー攻略等を担う、帝国最強の攻略作戦部隊だ。今回はその中から装甲兵団が我々に参加することになった」
「本来であれば師団所属の装甲兵団長が指揮を執るのだが、ラインツ提督から伺った作戦内容が余りにも面白そうなのでな。俺も無理矢理参加させて貰ったと言う訳だ。勿論、兵団長も参加するがね。明日には装甲兵団500を率いて到着する筈だ」
「了解です。到着した装甲兵団はとりあえず本艦と戦艦群に80余名ずつ収容する。各艦の艦長はその旨を乗組員に知らせ、受け入れるように」
「はっ!!」
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