act.13準備万端!用意はオッケー!!

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「こんばんは!皆さん!カントーバンドです!」 後ろの二人がチューニングをする間、イエローが場を繋ぐ 「レッドさん…お誕生日おめでとうございます……今日この日にレッドさんが生まれたことを、神様に感謝したいと思います……」 「イエロー…………」 客席の前列にレッドは、いた 「だって、レッドさんに出会えたから……レッドさん…お誕生日おめでとうございます……皆、レッドさんが大好きです!」 「ちぇっ………ズルいじゃん、俺だってカントーバンドの一員だっての!」 レッドは、ひらりとステージに登る 「何歌うの?」 「いつもの曲です」 「レッド、あなたなら絶対上がってくると思ってたわ、ほら、あなた達の楽器」 「どちらもチューニング済みだ」 「あはは、ありがとう!こんな誕生会……開いてくれてありがとな……」 レッドは、イエローからマイクを受け取る 「皆、俺のためにありがとう!カントーバンドの曲は、俺からのお礼に急遽させてもらう!」 レッドの声に会場から割れんばかりの拍手が帰ってきた 「さぁ、行くぜ!」 「1、2、1234!」 ♪ジャーンジャジャジャ ベースの二人が前奏を弾き出す あっという間に時間は、過ぎていった
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